この四季シリーズは、文化祭や仁多町内の金融機関などで展示される綿恋くらぶの作品を見てくださった保育所の所長さんから、保育所に飾りたいので作って欲しいと依頼されて作り始めたものです。
綿恋くらぶの仁多の自然を題材にした作品と、ご自分たちの自然と一体となった保育所の教育方針に共通するものがあるというのが、先生のお話でした。
喜んでお引受しました。
春、保育所では子供達と近くの農園までお散歩しては、めだかとりやクローバー摘みをしているというお話を聞いて、このような作品になりました。
たんぽぽの綿毛がフワ―と飛んでいく様子に子供達が健やかに成長するようにとの思いを託しました。綿毛にのって新しい出会いが始まる春です。
■メンバーの声■
- たのまれて作るなんて初めての経験だし、保育所の希望を取り入れながらも綿恋くらぶらしさを失わないようにするのは難しかしかったね。
- 完全に手放すことはできなくって、常に保育所に展示していただくのだけれども、所有権は綿恋くらぶに残してもらったりと、やっぱり作品は大切な私たちの子供だよね。
- たんぽぽの綿毛は土台の紙に毛糸で作った綿毛を一本一本箸でつまんで貼り付けて行くいう、Kちゃん作のとっても手の込んだものだけど、苦労した甲斐があってとっても雰囲気が出てるね。
- 綿毛が飛んでいく感じもちゃんと出てるよね。
- たんぽぽの花も力が入ってるよ!
- バックの構図が「Spring has come」にとっても似ていることに、後になって気がついたよね。春のイメージが私たちの中で凝り固まっているという悪い傾向にあるってことかな。反省!
- めだかは形や泳ぐ時の様子を本で調べましたよ。仁多でも農薬の関係などでめだかをあまり見なくなったね。
- クローバーをイメージして作った部分を、写真を見た家族に「牛?」と言われショック。仁多にホルスタインはいないのだけれど…