サイズ.:140×200
完成日:平成11年





ふるさとオリジナル第4作目です。

仁多の自然を愛する私たちは、カタクリの花咲く春、島根・鳥取県境にある船通山 (せんつうざん)に出かけました。

自然の素晴らしさを満喫し、楽しい一日となりました。この時の感動を「輝き」として作品に残す事にしました。大自然と、それを満喫し作品として作り上げる私たちの「輝き」を感じていただけるでしょうか。

この登山や作品作りを通じて、四季折々に出会う感動をきちんと心にとどめておきたいものだと、あらためて実感しました。

岩のゴツゴツ感を出すために「こもがせ」と呼ばれるこもを編む器具で、裂いた布を編みました。道の部分は同じ手法で、なんと30年前のたけのこの皮を編んだものです。


■メンバーの声■
  • こもがせ「こもがせ」を使うなんてすごいアイディアだったわ。
    縦糸を巻いていたのが「つちのこ」といわれるもの? メンバーの中でも、初めて見て初めて使った人はおもしろがって編んだね。
  • でもこれで、作品がすごい重さになって展示するのがたいへんだわ。。
  • おばあさんが試しに編んだというたけのこの皮も、道に使ったらぴったりだったし、染料で縞をつけたら道が段段になってる感じも出てるし、大成功と思う。(採用されて本人は意外に思っているようですが、いいものは何でも採用が綿恋流です。)
  • 登山をして自分達の目で確かめた事なので、木々の中への光の入り具合や、岩、滝などどうまく表現できたね。
  • 奥の木を斜めに配置したのはT君のアドバイスだったけど、おかげで奥行きのある構図になったね。
  • 脇役だけど「こごみ」も本物を再度調べたよね。作るのにアートフラワーの技が生きてるね。
  • 船通山を説明すると、スサノウノミコトがヤマタノオロチを退治したと言われる場所で、出雲神話ゆかりの場所ですね。



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