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完成日:平成16年10月



稲作シリーズの第2弾は、実りの秋 町内のあちらこちらでみられる稲刈り風景です。
こちらでは「はで干」と呼んでいます。
5〜8段くらいに組んだ「はで木」に刈った稲を干していきます。
はで干20日という言葉があるそうですが 天日干しにすることで 仁多米の味がさらにおいしくなります。

メンバーのたまちゃんの家族が稲刈りをする時の写真がありましたので それを参考に構図を考え、たまちゃんの孫であるT君が下絵を描いてくれました。

平成16年は生育期は天候に恵まれましたが 稲刈りシーズンの9月に台風に因る大雨が続き 稲刈りが出来ない日が続きました。

■メンバーの声
  • やっぱり仁多の秋の風物詩といえば はで干だよね。 
  • 稲をどうやろうか迷ったけれど 麻紐を染めて解いて稲のように束にする・・・
    これが成功だったわ。迫力があって稲の感じが出てるよね。
  • 稲が長すぎるような気がしたけど 実際今年の稲はこのくらい長かったわ。
    コシヒカリは長いのよね。それで倒れやすくもある。
  • 遠くのはでは別の素材で稲を作ってよかったと思うわ。アレはタイから頂いた染色済みのタイコットンを解いたものだけど、色的にピッタリ。
    たくさん材料を持っているわけではないけれど 少ない中にもピッタリのものがあるからふしぎだわ。
  • モデルのたまちゃん 本人にそっくりね。特に腰つきがとってもいい〜〜。おじいさんもそっくりだわ。
    着てる上着もいいわ。本物の作業着のポケットの部分を使ったのよね。
  • 今年は 稲刈りシーズンに雨ばかりで・・・
    稲刈りが出来ずに 水の溜まった田んぼで稲が浸かり ひどいところは発芽してしまって・・・ 
  • おばあさんのところは例年は機械でやってしまうけれで 今年は久しぶりにはで干しにしたとか。でもそのお陰で 作品のおじいさんの足が違うって途中経過を見に来たYさんに指摘されて、直すことが出来たね。

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