仁多町は米どころです。そしてメンバーの半数は農業に従事していますので ぜひ稲作をテーマにした作品を作ろうという話が持ち上がりました。
稲作の1年ということで 実体験を元にした作品作りをシリーズではじめます。
まずは 種まきから。
仁多では春サクラの頃に種まきを行います。
茅葺屋根の家も少なくなりましたが 地区内にある茅葺屋根のお宅の周囲をモデルにさせていただき 構図の案を練りました。
そして 今回も私たちの思いや希望をたくさん伝えて T君に下絵を描いてもらいました。今は仁多を離れて遠くにいるT君。今年は下絵をどうしようかと思いましたが、仁多との関わりを断ちたくないというT君の言葉に、しっかり甘えてしまいました。
■メンバーの声■
- 苗作りは田んぼだったり 畑だったり。今回は畑のイメージですね。
- サクラの木の迫力がうまく出せたよね。栗の鉄媒染のタイコットンを使い
漂白剤で横に線を描くようにして脱色してしました。思ったより脱色が進みすぎて こんどはまた上から染めたり・・・。それがかえってよかったみたい。丸みをおびてサクラの木らしく見えるよ。端も直線にせず 木の感じをそのまま残してよかったわ。
- 花もいろいろ試作したけど たまちゃんの案が一番簡単でサクラの花らしく見えて ほんとにいい案だったわ。さらに仕上に花びらの先をカットしてますますいい感じ。
- サクラの花はつけてもつけても、いっぱいにならなかったよね。全部で何個付けたんだろう。
- 苗箱の前のおばちゃん、見るからに働き者そうだよね。大きなお尻 誰がモデルだ?
- おばちゃんの前の苗箱、第1作目はひっくり返りそうだたけど norikoさんとっても上手に作り直して。苗箱はnorikoさんに全部おまかせ!!
- 空はまた藍の布をおばあさんが漂白したけど 雲の感じが良いわ。
- ビニールハウスはゴースト針金を使って本格的に作ったN&Kコンビの力作
後で 苗箱を足してよかったね。